「クルミ」がアレルギー引き起こすおそれ 表示義務化へ[2022/12/20 13:00]

 アレルギーを引き起こす恐れのある食品として「クルミ」が追加され、表示が義務付けられることになりました。

 アレルギーを引き起こす恐れがある食品は、加工食品に「特定原材料」として表示することが義務付けられていて、現在は「卵」や「そば」など7品目が対象になっています。

 消費者庁は、この表示義務の対象品目に「クルミ」を追加することを決めました。

 昨年度の調査報告書ではアレルギーの症例6000件あまりのうち、クルミは463件と「鶏卵」「牛乳」「小麦」に次ぐ4番目の多さで、「エビ・カニ」や「そば」を上回りました。

 食品表示基準の改正は今年度中に行う方針で、パッケージへの変更など2年間の経過措置を経て2025年4月から表示が義務付けられることになります。

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