世界のGDPに占める日本の割合が最低に[2022/12/23 21:18]

 日本の名目GDP(国内総生産)が世界に占める割合が約5%と比較可能な1994年以降で最低となりました。

 内閣府が23日に発表した2021年の日本の名目GDPは5兆ドルでアメリカ、中国に次ぐ3位でした。

 しかし、世界全体に占める割合はアメリカが24%、中国が18%であるのに対して日本は5%に減少し、比較可能な1994年以降で最低となりました。

 1人あたりでは前の年より0.5%少ない約4万ドルで、OECD(経済協力開発機構)に加盟する38カ国中20位とフランスに抜かれて1つ順位を下げました。

 前の年よりも円安ドル高が進んだことに加え、新型コロナウイルスの感染拡大で個人消費が低迷したことなどが影響したとみられます。

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