米経済指標発表受け…円相場一時133円台 1カ月で約6円の円安[2023/02/15 10:37]

 外国為替市場ではアメリカの経済指標の発表を受けて円が値下がりし、1月上旬以来に一時1ドル=133円台を付けました。

 14日発表されたアメリカの1月の消費者物価指数が予想より高かったことから、FRB=連邦準備制度理事会が利上げの終了時期を遅らせるとの観測が広がりました。

 このため外国為替市場では、金融緩和策で金利を抑えている円を売ってドルを買う動きが強まり、円相場は1月上旬以来の1ドル=133円台まで値下がりしました。

 この1カ月でおよそ6円円安が進むなど、為替は不安定な動きが続いています。

 円安が進むと日本の輸出企業の業績にはプラスとなりますが、輸入品の価格が上昇し、さらなる国内の物価上昇につながる可能性があります。

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