電気代抑えるには「原発再稼働が一番」電力業界トップ[2023/02/17 19:05]

 電力業界のトップが電気料金の高騰対策には「原発の再稼働が一番大事だ」と力説しました。

 電事連・池辺会長:「原子力の再稼働を早くして、それによって電気料金が化石燃料価格の上昇から影響受けにくくなるということが一番大事。
電事連としても原子力の再稼働を進めていきたい」

 電力会社からなる電気事業連合会の池辺会長は、電気料金の高騰対策について「化石燃料の輸入に頼らないという意味で原子力は非常に大きな力になる」として、原発の再稼働を加速すべきだと訴えました。

 その根拠として自らが社長を務める九州電力の場合、液化天然ガス=LNGや石炭などの化石燃料のコストが1キロワットアワーあたり16円から17円なのに対し、原発は3円と大幅に安く抑えられるとしています。

 また、電力大手7社が国に申請している最大45%の値上げ幅については「効率化できるギリギリの範囲だ」と妥当性を訴えました。

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