【春闘】サントリー「満額回答」で7%賃上げ実施[2023/03/09 00:45]

 今年の春の労使交渉=春闘で、サントリーホールディングスは労働組合の賃上げ要求に満額回答し、平均およそ7%の賃上げを実施すると発表しました。

 サントリーは、労組が求めていた「基本給の一律1万円のベースアップ」について、初回の交渉で妥結しました。

 定期昇給などを合わせて月額ベースで平均およそ7%の賃上げとなります。ベアを行うのは5年ぶりで、直近20年では最高額だということです。

 サントリーの新浪剛史社長は去年12月、6%の賃上げに踏み切る方針を示していましたが、それを上回る回答となりました。

 また、来年春の入社から大卒の初任給をおよそ23万円から26万円を超える水準に増額することも決めました。

 新浪社長は「未曽有の物価上昇から社員の生活を守り、さらなる成長のモメンタムにつなげて行きたい」とコメントしています。

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