中古車の売却トラブル急増 新車販売の減少が背景に[2023/03/26 06:58]

 新車の販売台数の減少で中古車の売却を巡るトラブルが急増していることが分かりました。

 国民生活センターによりますと、中古車の売却を巡る相談が今年度は1月時点ですでに1157件に上り、過去10年で最多だった昨年度の1519件を上回るペースで増えています。

 買い取り業者が契約まで居座り続けたり、勝手に契約したことにさせられるトラブルなど相談が相次いでいます。

 半導体不足の影響で新車の販売台数が大幅に減少し、中古車の買い取りにより力を入れていることが背景にあるとみられています。

 車の売却はクーリングオフの対象外で、国民生活センターは査定の場では契約せず冷静に考えてほしいと注意を呼び掛けています。

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