適正な制作の映画を「認定」 映画業界が取り組み[2023/03/29 22:27]

 映画業界の環境改善に取り組む「日本映画制作適正化機構」が休養日の確保など、適正な制作が行われた作品を認定する制度を4月1日から始めると発表しました。

 日本映画制作適正化機構は長時間労働やハラスメントが問題化していた映画業界の環境を改善するため、去年6月に設立されました。

 4月から始まる認定制度では、「撮影は一日13時間以内にする」「ハラスメントに関する講習を受けたスタッフを配置する」といったガイドラインに沿って、適正な映画制作が行われた作品に認証を与えるということです。

 機構は「この取り組みを通じて、映画産業を持続可能なものにしていきたい」としています。

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