金の国内小売価格が1グラムあたり9600円を超え、過去最高値を更新しました。
金の国内小売価格の指標とされる田中貴金属工業の店頭販売価格は、29日に1グラム=9644円となりました。
今月14日に1グラム=9609円を付けて以来、およそ2週間ぶりに最高値を更新しました。
欧米の金融不安などを背景にした国際的な金価格の高騰が続いていることに加え、外国為替市場で急激な円安ドル高が進んだことが要因とみられています。
金は、「有事の金」といわれ、戦争や災害など世界経済を揺るがすような事態が発生すると需要が高まる傾向があります。
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