新型コロナ「5類」に移行した初日の人出 流行前の7〜9割に回復[2023/05/09 05:55]

 新型コロナウイルスが「5類」に移行した初日8日の東京や大阪の都心の人出が新型コロナ流行前の7割から9割程度に回復したことが分かりました。

 NTTドコモの携帯電話の位置情報を元にした「モバイル空間統計」によりますと、8日午前8時台の東京・丸の内の人出は新型コロナ流行前だった2019年のゴールデンウィーク明けと比べると7割程度で、緊急事態宣言が出ていた2020年の3割程度に比べて大幅に回復しました。

 大阪駅前の午前8時台と、渋谷スクランブル交差点周辺の午後2時台では9割程度に回復しました。

 帝国データバンクの調査では5類へ移行した後の働き方について、4割近くの企業が「新型コロナ前と同じ状態に戻る」と回答しています。

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