コンビニ証明書誤発行相次ぎ… デジタル庁はサービスを一時停止・点検を要請[2023/05/09 14:49]

 マイナンバーカードを使ったコンビニ店での証明書交付サービスで別人の住民票の写しなどが発行される不具合が相次いでいるとして、デジタル庁は富士通Japanにサービスを一時停止し、再点検するよう求めました。

 河野太郎デジタル大臣:「二度とこうした事態が起こらないようシステム運用を停止して、徹底的に再点検を行うよう改めてデジタル庁から今回は要請をした」

 コンビニ店の証明書交付サービスで他人の証明書が発行されるトラブルは3月下旬から今月2日までの間に横浜市、東京・足立区、川崎市で発生しました。

 このシステムを利用している自治体は全国に約200に上り、デジタル庁はシステムを開発した富士通Japanに各自治体と調整のうえでサービスの運用を一時停止して順次、点検をするように要請しました。

 富士通Japanは3つの自治体での不具合はいずれも原因が異なるとしていて、「デジタル庁の要請を厳粛に受け止め真摯に対応していく」とコメントしました。

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