“異次元の少子化対策” 財源対策で総理「新しい枠組み」設ける考え[2023/05/23 01:29]

 政権肝煎り(きもいり)の「異次元の少子化対策」の財源について、岸田総理は社会全体で子育て世帯を支援する「新たな枠組み」を設ける考えを示しました。

 会議では企業や高齢者にも負担を求める声や、「給付と負担の関係を分かりやすく示すため、特別会計の創設を検討すべき」などの意見が出ました。

 岸田総理大臣:「少子化対策財源確保のための消費税を含めた新たな税負担については考えておりません」

 岸田総理は国民の負担を最大限抑制するなどの方向性を示したうえで、子育て世帯を広く支援する「新たな枠組み」を設ける考えを示しました。

 政府内では医療保険への上乗せのほか、当面の財源としてつなぎ国債を発行する案も挙がっています。

こちらも読まれています