セブン&アイHD株主総会 井阪隆一社長の続投を可決[2023/05/25 14:56]

 セブン&アイホールディングスの株主総会で、井阪社長の退任を求める「物言う株主」の提案が否決されました。

 株主総会で、いわゆる「物言う株主」のアメリカの投資会社「バリューアクト」は井阪社長らの退任と独自の取締役候補を提案しました。

 これに対し、井阪社長は「今の経営陣のもと、世界トップクラスのリテールグループになれる」と述べ、支持を求めました。

 投票の結果、会社側の人事案が賛成多数となり、井阪社長の続投が決まりました。

 セブン&アイは昨年度、売上高が国内の小売業で初めて10兆円を超えるなど業績は好調ですが、西武池袋本店などの百貨店事業の売却やイトーヨーカ堂などのスーパーマーケット事業の立て直しが課題となっています。

こちらも読まれています