国内初 CO2から作った「合成燃料」で自動車走行テスト[2023/05/28 14:02]

 二酸化炭素などが原料の「合成燃料」を使った国内で初めてとなる自動車の走行試験が行われました。

 「合成燃料」は、従来のガソリンと同じように自動車などで利用でき、製造時に二酸化炭素を使うため、走行時に出る二酸化炭素と相殺して実質的な排出量を抑えることができます。

 走行試験は、静岡県の富士スピードウェイにあるトヨタの施設で行われました。

 合成燃料の開発を進めるENEOSの齊藤社長が燃料を入れ、トヨタ自動車の佐藤社長が試験用の車を運転しました。

 合成燃料を巡っては政府が、2025年の実用化と2030年代前半の商用化を目標にしています。

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