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日本銀行の2022年度の決算は今の日銀法が施行された1998年以降で初めて最終利益が2兆円を超え、国への納付金も過去最高となりました。
日銀が発表した今年3月までの1年間の決算によりますと、最終利益にあたる当期剰余金は前の年度より7600億円余り多い、2兆875億円でした。
上場投資信託の運用益や国債の利息収入などにより、改正日銀法が施行された1998年以降、初めて2兆円を超えました。
日銀は利益が出た場合国に納付することになっていて、この結果、配当金などを除いた国への納付金も過去最高の1兆9831億円となりました。
総資産はコロナ対応の貸し出しの減少から11年ぶりに縮小しましたが、大規模な金融緩和により保有する国債の残高は過去最高の581兆円余りとなっています。
日銀は国債を満期まで保有するとしているため、長期金利が上昇して国債価格が下落しても収益は悪化しませんが、買い入れた時の価格を下回ったため、17年ぶりに含み損、1571億円が発生しています。
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