温泉の熱を活用「バイナリー発電」 箱根のホテルに導入[2023/06/05 17:22]

 温泉の熱を利用した発電設備が箱根のホテルに導入されました。

 箱根湯の花プリンスホテルに今月から導入されたのは、温泉の蒸気で代替フロンを沸騰させてタービンを回転させるバイナリー発電の設備です。

 ホテルで使用する電力のおよそ20%を賄えるほか、化石燃料を必要としないため、二酸化炭素の排出を63%、年間およそ187トン削減することができるということです。

 バイナリー発電は日本に豊富に存在する再生可能エネルギーの地熱資源を有効に活用できますが、本格的な普及はまだ進んでいません。

こちらも読まれています