6年ぶり改定「水素新戦略」 官民で15兆円の投資計画[2023/06/06 12:01]

 脱炭素に向けて二酸化炭素を排出しないエネルギーとして期待される「水素」の普及に向けて、政府は官民合わせて15兆円の投資計画を盛り込んだ新しい戦略を決定しました。

 西村経済産業大臣:「アジアインド太平洋エリアで水素のサプライチェーン(供給網)をしっかりと構築していきたい」

 6年ぶりに改定した「水素基本戦略」では2040年に年間1200万トンの導入を目標に、水を電気分解して水素を製造する「水電解装置」や「海上輸送の技術」「燃料電池」などの分野を重点的に支援します。

 大規模な供給網の整備に今後15年間で官民合わせて15兆円の投資計画が盛り込まれました。

 政府は一連の支援で製造コストを引き下げたいとしています。

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