“大企業の景況感”2四半期ぶりにプラス 観光客増などでサービス業が好調[2023/06/13 11:23]

 今年4月から6月の大企業の景況感を示す指数は、サービス業など非製造業が上昇し、2四半期ぶりにプラスに転じました。

 財務省と内閣府が3カ月ごとに企業を対象に聞き取りを行う法人企業景気予測調査によりますと、4月から6月の景況感を示す指数は大企業の全産業でプラス2.7でした。

 2四半期ぶりのプラスで、3カ月前の見通し0.7を大きく上回りました。

 製造業は半導体の供給不足から世界的に情報通信機器製造などが落ち込んでいるためマイナス0.4でしたが、人流の回復や訪日外国人観光客の増加でサービス業が好調な非製造業はプラス4.1でした。

 7月から9月については、半導体の供給が回復する兆しがみられ、大企業製造業もプラス11.2と大きく上昇すると予測しています。

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