【夏のボーナス】大手企業の平均額95万6027円 過去3番目の高水準[2023/06/29 15:45]

 賃上げを維持、強化しようという流れから、大手企業の夏のボーナスは過去最高水準になりそうです。

 経団連によりますと、調査した21業種241の大手企業のうち、集計可能な16業種121社の夏のボーナスの平均額は去年より3.91%増えて95万6027円となりました。

 比較可能な1981年以降では2019年の97万円、2018年の96万円に次ぐ、過去3番目の高い水準です。

 自動車や造船、食品など8業種で増加した一方、セメントや非鉄金属、繊維や化学などの8業種は資源高の影響もあって減少しました。

 経団連は「ボーナスは業績との連動が強くばらつきがある」としたうえで「近年にない物価上昇のなか、ベア=ベースアップやボーナスを通じて賃上げしようという流れは維持されている」と分析しています。

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