「遊休荒廃地」がブドウ畑に 豊かな生態系に世界も注目[2023/07/09 18:28]

 見放されていた農地がブドウ畑に生まれ変わり、世界から注目されています。

 この畑はかつて利用されずに放置されていた「遊休荒廃地」でしたが、ワイン大手の「メルシャン」が20年前にブドウ畑に転換しました。

 今では絶滅危惧種を含め、合わせておよそ450種の昆虫や植物が調査で確認されるなど、豊かな自然が戻ってきたということです。

 ワイン生産でも世界で最高のワイナリーの一つに、日本から唯一選ばれました。

 この秋には新たに、「生物多様性」などをテーマにしたツアーを開催します。

 ワイナリーは各地で観光資源としても注目されていて、国内のワイナリーの数はここ5年でおよそ1.5倍に増えています。

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