トヨタ230万人分の個人情報漏えい恐れで行政指導[2023/07/12 20:30]

 政府の個人情報保護委員会はトヨタ自動車で約230万人分の個人情報漏洩(ろうえい)の恐れがあったとして、行政指導を行ったと発表しました。

 個人情報保護委員会はトヨタの関連会社が管理するサーバーが公開状態になっていたため、約10年間で230万人分の個人情報が漏洩した恐れがあると認定しました。

 個人情報に関する研修が不十分で、車体番号や位置情報などが個人情報として認識されていなかったことなどが問題だとしています。

 委員会はトヨタに対し、従業員への適切な教育や委託先に対して必要かつ適切な監督などを行うよう指導しました。

 トヨタは「大変なご迷惑、ご心配をお掛けしたことを深くおわび申し上げます」とコメントしています。

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