水産庁 処理水放出後は毎日トリチウム検査へ[2023/08/11 01:01]

 福島第一原発処理水の海洋放出を巡り、水産庁は放出後に水産物に含まれる放射性物質トリチウムを毎日検査することを明らかにしました。

 水産庁によりますと、検査対象は福島第一原発から約5キロ以内でとれたヒラメなどとしています。

 検査は早ければ翌日に結果が出る「迅速検査」という方法で実施し、放出後、1カ月程度は毎日行うということです。

 これまでモニタリングで採用していた結果が判明するのに1カ月半程度かかる精度の高い「精密検査」は継続して行うということです。

 結果は水産庁のホームページで公表されます。

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