「そごう・西武」労組の姿勢に感銘 経団連会長[2023/09/04 23:59]

 セブン&アイによる「そごう・西武」売却を巡る西武池袋本店でのスト・休業について、経団連の十倉会長は会見で個社の問題としながら「そごう・西武」の労働組合が客と地域社会への影響を心配していた姿勢に感銘を受けたとしました。

 経団連 十倉雅和会長:「一つ印象に残っているのは、『そごう・西武』労働組合の委員長が『地元住民ないしはお客様に迷惑を掛けるのは本当につらい』と、ぎりぎりまでそれをおっしゃってたのは私は非常に印象に残っています」

 そのうえで、経団連の十倉会長は「重要なステークホルダー(利害関係者)に『客』と『地域社会』がある」「組合当事者の方々がそういう思いを持っていることに非常に感銘を受けた」と述べました。

 さらに、そごう・西武の新しい親会社の経営者が労働組合とよく協議し、労使双方で適切な一致点を見い出されることを願うとしました。

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