マツダ 「ロータリーエンジン」搭載のハイブリッド車の予約販売を開始[2023/09/14 16:31]

 自動車メーカーのマツダが代名詞だった独自技術「ロータリーエンジン」を搭載したハイブリッド車を発売すると発表しました。

 マツダのロータリーエンジンはおにぎり型のローターを回転させるという独自の技術で作られたエンジンです。

 一般的なピストン型エンジンに比べて静かで、振動が少ない割に出力が高いのが特徴です。

 今回、発表されたハイブリッド車はロータリーエンジンを発電機として使用し、エンジンの動力を電気に変換して走行します。

 航続距離はバッテリーだけでは100キロ程度ですが、エンジンを使うことでおよそ800キロまで走ることができるということです。

 11月中に発売し、月に300台の売り上げを目標としています。

 ロータリーエンジンのガソリン車は排ガス規制への対応などが困難なため2012年を最後に製造が中止されていますが、マツダは今後、水素などを燃料とした環境への負担が少ないエンジンでこのロータリーのシステムが活用される可能性があるとしています。

こちらも読まれています