デジタル人材育成に社内で“ミニカーレース”[2023/09/27 08:03]

 証券大手の野村ホールディングスはデジタル人材の育成などを目的として、社員がAI(人工知能)を活用して自動運転のミニカーを走らせるイベントを開きました。

 イベントでは、社内に設置したコースで、センサーが付いた18分の1の大きさの車を自立走行させてタイムを競いました。

 AIなどを学ぶ2カ月の研修の一環で、参加者それぞれがプログラミングによってAIに走りや制御を学習させる手法を体験しました。

 野村ホールディングス 堀晃雄執行役員:「AIとかデジタル技術を使うにしても実際に自分で物を作る技術、使って活用していく技術が非常に必要だと思っていて、これがビジネスアイデアにつながったり、様々なお客様への新しいサービスにつながると思っています」

 参加したおよそ100人のうち、半分はIT分野以外の部署の社員で、デジタル人材の争奪戦が激しくなるなか、専門人材の獲得と合わせて社内でのAIやデジタルに関する技術を持った人材の育成も推進していく方針だということです。

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