日銀短観 大企業で改善 非製造業は32年ぶり高水準[2023/10/02 10:45]

 日銀が3カ月ごとに企業の景気判断を調査する「短観」で、代表的な指標とされる大企業・製造業の指数が2期連続で改善されました。

 景気が「良い」と答えた企業から「悪い」と答えた企業の割合を引いた指数は、大企業の製造業で前回6月の調査から4ポイント上がり2期連続の改善となりました。

 価格転嫁が進んだことに加え原材料の高騰が一服したことや、自動車生産の回復などを受けて幅広い業種で改善となりました。

 一方、大企業の非製造業は、6期連続の改善で1991年11月以来およそ32年ぶりの水準です。

 新型コロナの影響が落ち着き、「宿泊・飲食」の業種で調査開始以来、過去最高となりました。

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