イオン 総合スーパー事業10年ぶり黒字 経営統合などが貢献[2023/10/11 21:47]

 流通大手「イオン」の3月から8月の決算は多様な商品を取り扱う総合スーパー事業が10年ぶりに黒字になりました。

 イオンが11日に発表した中間決算では、売上高を示す営業収益が4兆7113億円と上期として過去最高となりました。

 本業の儲けを示す営業利益も過去最高を更新しました。

 コロナ禍で経営統合した地方の事業会社の売り上げが好調だったことが貢献し、総合スーパー事業が10年ぶりに黒字になりました。

 また、スーパーマーケット事業では都市を中心に展開する「まいばすけっと」で人流の回復により客数が増加しました。

 セルフレジを積極的に導入したことで業務の効率化が進んだといい、大幅な増益となりました。

 一方、1年間の業績予想についてはインフレの継続など、先行きの不透明さを理由に据え置きました。

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