農林水産物 緊急対応パッケージの骨格判明 食品の輸出促進や食料安保の強化など[2023/10/13 19:41]

 小麦や大豆の国産化推進などを盛り込んだ農林水産業の基盤強化に向けた緊急対応パッケージの骨格が明らかになりました。

 緊急対応パッケージは「農林水産物・食品の輸出促進」や「食料安保の強化」など4つの柱からなります。

 中国による全面的な輸入停止で影響を受けている水産物などを念頭に、輸出先の販路開拓などの取り組みを官民一体で推進します。

 海外に依存している小麦や大豆などの生産を国内で拡大していくための支援なども盛り込まれています。

 また、食料安全保障の強化のため将来の生産者の急減に備え、農地を集約する際のコストを一部助成するなどして生産基盤の構造転換も進めたい考えです。

 農林水産省は具体的な中身についてはこれから検討するとしていて、政府が10月中に取りまとめる経済対策に盛り込むと方針です。

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