JR東日本グループ 上半期の決算で前年同期比4倍超の大幅増益[2023/10/31 21:58]

 JR東日本グループの今年度上半期は、鉄道事業の新型コロナからの回復などで最終利益が前の年の4倍以上となる増収増益の決算になりました。

 JR東日本の今年4月から9月の上半期の連結決算は、売上高が1兆2998億円と前の年から16.6%増加しました。

 新型コロナの影響が和らいだことで鉄道収入がコロナ前のおよそ9割まで回復したほか、国内外からの旅行客の増加でホテルや駅ビルの売り上げが伸びたことなどが要因です。

 結果、最終利益は1170億円と、前の年の4.3倍に伸びました。

 一方で新幹線のビジネス利用の戻りが鈍く、計画を下回っているなど課題があるとして、1年間の業績の見通しは据え置きました。

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