高級食品スーパー「成城石井」 店内調理強化など独自の販売戦略[2023/11/13 12:40]

 物価の高騰によってスーパー各社の価格競争が激化するなか、高級食品スーパーが店内調理を強化するなど付加価値を重視した独自の販売戦略を打ち出しました。

 食品スーパーの「成城石井」は、売り上げの7割程を駅や商業施設内の店舗が占めていますが、新型コロナウイルスをきっかけに自宅での調理が増えているため生鮮食品などを扱う住宅街の路面店を見直していく方針です。

 東京・世田谷区にある1号店では、中食需要の伸びに合わせ店内キッチンを拡充し、店で調理したパンや総菜などのオリジナル商品を強化します。

 高価格帯でも独自性や付加価値を重視した販売戦略で来店客の選択肢を広げるねらいです。

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