東芝が上場企業として最後の決算 上期として4年ぶり赤字[2023/11/14 18:45]

 東芝は上場企業として最後となる決算を発表しました。その中間決算は最終的な利益がマイナス521億円で、上期として4年ぶりに赤字となりました。

 東芝の今年4月から9月の売上高は前の年の同じ時期と比べて6.1%減の1兆4977億円で、最終的なもうけを示す純利益は521億円の赤字となりました。

 出資先の半導体企業の不振が響いたということです。

 東芝は来週、都内で開かれる臨時株主総会で株式の強制買取に向けた議案を成立させます。

 その日のうちに東芝株は東京証券取引所内で「整理銘柄」となり、来月20日をもって上場廃止、74年にわたる上場企業の歴史に幕を下ろします。

 今後、株式市場から退き、経営再建を進めるとしていますが、非上場企業として決算発表するかどうかはまだ決まっていないということです。

こちらも読まれています