東芝 上場廃止へ株主総会 74年にわたる上場の歴史[2023/11/22 12:14]

 経営再建を目指す東芝は、上場廃止に向けた最後の手続きとなる臨時の株主総会を開きました。

 東芝を巡っては、いわゆる「モノ言う株主」との対立で混乱した経営を立て直すため、国内の投資ファンドや企業などがTOB=株式公開買い付けを行い、9月に買収しています。

 22日の総会では、一般株主が持つ株式を強制的に買い取れるようにする決議をしました。

 東芝の株主:「皆さんが少しでも良い方向に行けばいいなと思って、外から応援させていただきたいと思っています」「良いところは伸ばしてほしいが、反省をきちっとしてほしいなと」

 決議を受けて、東芝は来月20日に74年にわたる上場企業の歴史に幕を下ろすことになります。

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