トヨタ 2車種58万台あまりリコール パーキングブレーキかからなくなる恐れ[2023/11/22 17:27]

 トヨタ自動車はパーキングブレーキペダルなどに不具合があるため、タクシー用車両を含む58万台余りのリコールを国土交通省に届け出ました。

 リコールの対象は2015年5月から今年3月までに製造されたトヨタ自動車の「シエンタ」と「JPN TAXI」の2車種で、合わせて58万792台です。

 パーキングブレーキのボルトの締め付けが緩く、最悪の場合、操作ができなくなる恐れがあるということです。

 うち40万台余りはフロントガラスの枠部分の防水が不十分で配線がぬれ、最悪の場合、電動スライドドアが走行中に開く恐れもあるとしています。

 不具合はこれまで合わせて36件確認されていますが、事故は起きていないということです。

 トヨタは23日からすべての対象車両で部品の点検や交換を行う方針です。

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