郵便に水素燃料電池車を導入 カーボンニュートラル実現に向け[2023/11/30 14:11]

 温室効果ガスの排出を実質的にゼロにするカーボンニュートラルの実現に向けて、水素を燃料として発電、走行する燃料電池車が郵便事業に導入されました。

 日本郵便が30日導入したのは、最大積載量およそ3トンの小型トラック2台です。

 東京・江東区にある新東京郵便局と東京国際郵便局を起点に、23区東部の郵便局との間で運行します。

 1日あたりの走行距離はおよそ80キロの予定で、一台で年間CO2およそ10トン分を削減できるということです。

 日本郵政グループは中期経営計画で、2050年のカーボンニュートラル実現を目指していて、年明け以降さらに3台を導入する予定です。

 物流業界では脱炭素化に向けた動きが拡大していて、ヤマト運輸や佐川急便など各社がCO2を排出しない自動車の導入を進めています。

画像:日本郵便

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