あいおいニッセイ同和がAI不正検知システム ビッグモーター保険金不正請求うけ[2023/12/06 18:58]
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損害保険大手のあいおいニッセイ同和はビッグモーターによる保険金不正請求問題を受け、AI(人工知能)を使って不正請求を検知するシステムを開発したと発表しました。
このシステムはイギリスのオックスフォード大学のAIベンチャーと共同で開発され、5日から運用が始まりました。
過去7年分に相当する約420万件の不正なケースも含む過去の見積書と事故データをシステムに登録し、修理工場ごとの請求傾向を分析します。
そのうえで不正請求の可能性を点数化し、高い点数の修理工場に対しては立会調査を行う基準を強化したり、調査を重点的に行ったりするなどの対応を取るとしています。
不正請求の傾向が分かりやすくなるため、調査体制を強化するべき修理工場の選別がしやすくなるということです。