10月の日本の経常収支は、エネルギー価格の下落や訪日外国人の増加などで、この月としては過去最大となるおよそ2兆6000億円の黒字でした。
財務省が発表した10月の国際収支の速報によりますと、海外との総合的な取引を示す経常収支は2兆5828億円の黒字でした。エネルギー価格の下落が続いていることから、輸入が去年の同じ時期より大幅に減りました。
また、サービス収支は訪日外国人の増加に加え、日本の企業に支払われた知的財産権の使用料が大幅に増えたことにより3438億円の黒字でした。
サービス収支の黒字は2019年5月以来で、過去最大です。
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