揺らして凍らさず イチゴ保存期間2倍に NTT東・大阪大が開発[2023/12/15 14:57]

 長期間の品質維持が難しかったイチゴなどの果物を揺らしながら氷点下で保存し、これまでの約2倍鮮度を保つサービスが始まりました。

 NTT東日本などの低温保存庫は水の分子を振動し続けることで、イチゴなどの果物の鮮度を保つ仕組みです。

 これにより、摂氏零度以下でも果物が凍るのを防ぐことができるということです。

 さらに、センサーでインターネットを通じて温度や湿度を遠隔で管理し、イチゴの場合は冷蔵の保存に比べて鮮度の保持期間を10日延ばすことができたとしています。

 この低温保存庫は1台100万円から300万円で、流通の効率化やフードロスの削減を進める農業法人などに向けてサービスを開始します。

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