日銀に金融政策の正常化求める 経団連会長[2023/12/18 18:20]

 18日から日銀で金融政策決定会合が開かれるなか、経団連の十倉会長はマーケットとの食い違いが大きいと経済を殺すとして、金融政策のできるだけ早い正常化を求めました。

 経団連・十倉会長:「マーケットとの齟齬(そご)をあまりきたすような金利政策は経済を殺しますから。やっぱり金利は経済の体温とも言われますから。本当に健康状態をどうなのかというのを測るものですから、できるだけ早く正常化するべきだと思います」

 経団連の十倉会長は今の日銀のマイナス金利について、インフレ分で実質はさらにマイナスになっているかもしれないという見方をしました。

 そのうえで、日銀は賃上げと物価の好循環を大事にするが経済界は適正な物価上昇に対する継続的で構造的な賃上げを目指しているとして、金融政策の修正が遠くない時期に起こるという認識を示しました。

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