公取委が“カルテル疑い”で損保4社に立ち入り[2023/12/19 13:08]

　企業向け保険の見積もりを巡ってカルテルを結んだ疑いで、公正取引委員会は損害保険大手4社などに立ち入り検査に入ったことが分かりました。

　関係者によりますと、立ち入り検査に入ったのは東京海上日動火災保険、三井住友海上火災保険、損害保険ジャパン、あいおいニッセイ同和損害保険の4社のほか、代理店2社です。

　東京都やエネルギー業界など6つの企業や団体に対する損害保険について、事前に価格調整を行っていた疑いが持たれています。

　この4社に対して公正取引委員会は8月から任意の審査を始めていました。