今年の創作四字熟語 「アレ貫徹」が最優秀作品[2023/12/19 13:00]

 今年1年間の世相を反映する「創作四字熟語」が発表され、38年ぶりプロ野球日本一の阪神タイガースにちなんだ「アレ貫徹」が最優秀作品に選ばれました。

 住友生命は、毎年この時期に1年間の世相を反映する四字熟語を募集しています。

 今年はおよそ2万4000件の応募があり、最優秀作品には「初志貫徹」ならぬ「アレ貫徹」が選ばれました。

 日本シリーズ第7戦までもつれた激闘を制して38年ぶりに日本一になった阪神タイガースの岡田彰布監督の「アレ」にちなんだ作品について、審査員を務めた歌人の俵万智さんは「『アレ』は今年の日本語で最もインパクトのある一語でした。言わないことを徹底し、目指すところを実現する。まさに貫徹です」と講評しています。

 優秀作品には、記録尽くめの猛暑のなか電気代の高騰で節約が欠かせなかった夏を表現した「電高節夏(電光石火)」、世界一を奪還した野球の侍ジャパンをたたえた「侍士粉塵(獅子奮迅)」など9作品が選ばれました。

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