来年度経済見通し 実質GDP1.3%の伸び 金額ベース568兆円で過去最高[2023/12/21 14:33]

 政府は、個人消費などが伸びることから来年度の実質GDPの成長率が1.3%程度になるという見通しを発表しました。

 政府は21日、来年度予算案の前提となる経済見通しを閣議了解しました。

 それによりますと、来年度の物価の変動を除いた実質GDP=国内総生産の成長率は1.3%程度になるとしていて、金額ベースでは過去最高となる568兆円と見込んでいます。

 岸田政権が打ち出した総合経済対策の進み具合に伴い、個人消費や企業の設備投資など内需の伸びが牽引(けんいん)するとしています。

 一方、今年度の成長率については半導体不足の緩和による自動車などの輸出の増加や、インバウンド需要の回復などで1.6%程度になるとみられています。

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