石川県の半導体工場など一部が操業停止 能登半島地震で安全確認のため[2024/01/03 12:55]

 能登半島で最大震度7を観測した地震の影響で、半導体などの生産拠点の一部が、安全確認などのため操業を停止しています。

 東芝は、石川県能美市にある子会社の半導体工場が、地震発生直後から操業を停止していると発表しました。

 従業員の安否のほか、インフラや生産工程などを確認中だとしています。

 電子部品大手の村田製作所は、震源に近い石川県穴水町と七尾市の2つの工場で、従業員の安否と設備の被災状況などを確認しています。

 また電気機械メーカーのサンケン電気は、石川県内で各種半導体を製造するグループ会社の3つの工場で、被害状況の確認を進めています。

 これらの工場では、生活インフラなどへの影響が大きく、確認には一定の時間が必要な状況だとしています。

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