生命保険各社 免責条項不適用で保険金全額払いへ[2024/01/04 22:03]

 生命保険協会は能登半島地震で被害を受けた契約者の保険契約について、すべての保険会社が地震による免責条項等を適用せず、保険金や給付金の全額を支払うことが決まったと発表しました。

 生命保険の契約では、一般的に災害関係特約で地震などによる保険金や給付金が削減されたり、支払われなかったりする場合があることが約款で規定されています。

 今回、免責条項を適用しないことで保険金や給付金を迅速に支払い、被災した契約者の生活を支援する狙いがあります。

 生命保険協会によりますと、加盟する国内すべての生命保険会社から免責条項の不適用を確認できているということです。

 生命保険各社は2011年の東日本大震災や2016年の熊本地震でも免責条項を適用しない措置を取っています。

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