北陸電力は最大震度7の揺れを観測した石川県志賀町の志賀原発で、津波によって原発前にある海面の水位が最大で約3メートル上昇していたと明らかにしました。
北陸電力によりますと、志賀原発の前にある海の底に設置した波の高さを測る計器は1日の地震後にデータの送信ができなくなっていました。
3日に復旧したことから、この計器のデータを分析したところ、原発前にある海面の水位は1日午後4時30分すぎに約1メートル、午後5時45分ごろには約3メートル上昇していたことが確認されたということです。
北陸電力は発電所の敷地の高さ11メートルの地点に4メートルの高さの防潮堤などがあり、海面水位の上昇による影響はないとしています。
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