改造車の祭典「東京オートサロン」世界初公開のスポーツタイプEVや災害支援車が登場[2024/01/13 13:22]

 改造した車が集まる世界最大規模の展示会が開催され、災害に対応した車などがお披露目されました。

 改造車の祭典といわれる「オートサロン」は12日に開幕し、韓国の「ヒョンデ」が海外レースで培った技術を生かしたスポーツタイプのEVを世界で初公開しました。
 
 対照的にトヨタ自動車は、エンジン車の魅力を前面に出しました。

トヨタ自動車 豊田章男会長
「エンジン部品を作っている仲間たちもたくさんいます。この人たちを失ってはいけません」

 豊田章男会長が脱炭素化への取り組みとともに、エンジンに携わる人の雇用を守る考えを強調し、新たなエンジン開発のプロジェクトが立ち上がったことも明らかにしました。

 また、日産自動車は市販の車を改造し災害時の通信などを支援する車両を披露しました。

 携帯電話の充電や衛星通信が可能で、車内では救護活動を行うこともできます。

 今年は、およそ380社が出展し14日まで開かれています。

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