松屋銀座を舞台にデザインに敏感な人材育成[2024/01/19 20:12]
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東京・銀座の百貨店を舞台にデザインに敏感なものづくりや小売り、そして新規事業を創造できる人材を育てるプログラムが始まることになりました。
全国的に人手不足や後継者不足などが深刻になるなか、百貨店の「松屋」ではものづくりや小売などメイド・イン・ジャパンに携わる次世代のリーダーを育てるため、デザイン活用や創造力を学ぶことができるプログラムを始めると発表しました。
特にカリキュラムのうち課題解決に臨むグループワークでは、松屋銀座本店の売り場を舞台にヒアリングするなどリアルな体感ができるのが特徴になっています。
4月に始まるプログラムは合わせて33回で、学費は60万5000円です。
松屋の古屋社長は日本が誇れるものの価値を表現しないと海外のものを売り続ける会社になると危機感を示し、「このプログラムでまだ日本の見つけられていない出会いや発見があると思う」と期待を語りました。