今年最初の金融政策決定会合 マイナス金利解除は[2024/01/22 00:00]
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日本銀行はきょうとあすの2日間、今年最初の金融政策決定会合を開きます。能登半島地震の影響が懸念されるなかで、マイナス金利解除など大幅な政策修正があるのかどうか注目されます。
植田総裁はマイナス金利を解除して金融政策が正常化するためには、物価の上昇に伴って賃金が上昇する好循環がしっかり見通せることが必要だとの認識を示しています。
去年1年間の生鮮品を除く消費者物価指数は前年比3.1%と41年ぶりに高い伸びを示していて、日銀の物価目標2%を大きく上回っています。
また、鍵を握る賃金も大企業を中心に賃上げの動きが広がっています。
ただ、いまだに被害の全容が見えない能登半島地震は懸念材料の1つで、政策の大幅修正にどのような影響を及ぼすのか注目されます。