能登半島地震で大きな被害を受けた能越自動車道と国道249号について、斉藤国土交通大臣は「本格的な復旧には数年かかる」という見通しを明らかにました。
斉藤国土交通大臣
「能越自動車道の石川県管理区間、及び国道249号沿岸部につきましては斜面の崩壊やトンネル内の崩落など被災が極めて大規模な箇所があることから、地域の復旧復興の方針も踏まえながら復旧を行う必要があり、本格的な復旧には数年かかる見込みです」
斉藤大臣は、能越道は「今後、能登半島の復旧・復興の基幹となる道路」と述べ、2月上旬には穴水より北の輪島方面へ1車線の通行を確保するという見通しを示しました。
具体的には2月上旬までに穴水インターチェンジからのと里山空港インターチェンジの通行止めを解消し、現在、のと三井インターチェンジからのと里山空港インターチェンジまでの穴水方面への一方通行区間を逆の輪島方面への一方通行に切り替える見通しです。
そのうえで、国道249号を含めた能登半島を南北につなぐ幹線道路を順次、複線化していくとしました。
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