国交省 ダイハツ3車種の型式指定取り消し[2024/01/26 14:25]

 ダイハツ工業の車両認証試験を巡る不正問題で、国土交通省は3つの車種について大量生産に必要な「型式指定」を取り消したと発表しました。

 型式指定が取り消されたのは、特に悪質な不正が確認された「グランマックス」とダイハツが生産する「トヨタのタウンエース」「マツダのボンゴ」の3車種で、すべてトラックタイプです。

 国交省は、この行政処分を行う前の法律上の手続きとして聴聞と呼ばれる言い分や主張を聞く場を設けましたが、ダイハツは「意見はございません」とする陳述書を提出し、出席しませんでした。

 国交省は不正が確認された46車種のうち、開発中の1車種を除く45車種について道路運送車両法の基準に適合するか検証を進めていて、これまで5車種で適合を確認し、出荷再開を認めています。

こちらも読まれています