トヨタ、約79万台リコール届出 ヤリスなど3車種でロアアーム一部に不具合[2024/01/31 16:05]

 トヨタ自動車は車体とタイヤをつなぐ装置の一部に不具合があったとして、約79万台のリコールを国土交通省に届け出ました。

 リコールの対象は「ヤリス」と「アクア」「シエンタ」の3車種で、2019年12月から今年1月19日までに製造された79万台余りです。

 国交省によりますと、車体とタイヤをつないで地面からの衝撃を緩和する「ロアアーム」という装置の一部に不具合があったということです。

 凍結を防ぐために道路などにまかれる融雪剤が頻繁に掛かると亀裂が生じ、走行できなくなる恐れがあります。

 これまで20件の不具合が確認されていますが、事故は報告されていません。

 トヨタは交換用の部品の準備ができ次第、無償で交換するとしています。

 この3車種については去年6月にも同じ部品で別の不具合があり、リコールを届け出ています。

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