ホンダ独自開発のAIで自動運転実証実験 一般からも参加[2024/02/01 12:39]

 自動車大手のホンダが、独自に開発したAI=人工知能を活用して、一般の人が参加する自動運転の実証実験を始めます。

 ホンダが開発する小型の自動運転車「CiKoMa」は、車につけた7つのカメラの情報をAIが分析することで人をよけます。

 端末を装着すれば、音声で車を呼ぶなどのコミュニケーションを取ることもできます。

 歩行者の先導ができるロボット「WaPOCHI」は荷物が置けるのが特徴で、高齢者などの活用を見込んでいます。

体験した女性
「子どもがいると、いっぱい荷物があったりするので、前を歩いてくれるのはすごく助かるなと思いました」

 音声でのやり取りなど、人と協調する独自のAIを搭載するこれらの自動運転技術は、今月中旬から茨城県常総市の特別エリアで一般の人を含めた実証実験を始め、2030年ごろの実用化を目指しているとのことです。

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